Xで開発メモを書きながら作った「どんどんふえるスライム牧場」
2026-09-18ひまひまパークを運営している3ちやんです。
今回は、ブラウザで遊べるインクリメンタル(どんどん育つ系)の新作、「どんどんふえるスライム牧場」を作った話です。
いつもどおり、プログラミング初心者の父親がAIを相棒にしながら進めた個人開発メモです。
changelogみたいに淡々とは書かず、「そのとき何を考えていたか」を残しておきます。
「日をまたいで育つゲーム」が欲しかった
ひまひまパークには、すきま時間でサッと遊べるゲームがたくさんあります。
でも今回は、ちょっと違う温度感のものを作りたくなりました。
じっくり育成。
今日ちょっと触って、明日また帰ってきて、牧場が少しだけふえている。
そんな「日をまたいで育つ」感じがほしくて、ジャンルは自然とインクリメンタルになりました。
クリックやタップの積み重ねが、そのまま「育てた感」になるからです。
なぜ「スライム牧場」にしたか
テーマは、子どもにもわかりやすいものがいい。
でも、ただのかわいいだけだと、僕自身が長く作れない。
そこで選んだのがスライム牧場でした。
やわらかくて、色が変わるとワクワクする。牧場っぽいのに、ちょっとファンタジー。
タイトルは「どんどんふえるスライム牧場」。
すでに公開している「どんどん強くなるヒーロー」と語感をそろえて、どんどん〜シリーズっぽくしてみました。
名前を決めた瞬間、「あ、これは牧場でスライムがふえていくゲームだな」と、画面のイメージが先に浮かびました。
ブログはあとで。まずはXで開発メモ連載
今回は、完成してからまとめてブログを書くのではなく、作りながらXに開発メモを連載する作戦にしました。
理由はシンプルで、
- 途中の迷いも残しておきたい
- 「今日ここまで進んだ」が可視化されると続きやすい
- 公開後のブログは、連載の総集編にすればいい
という感じです。
なのでこの記事は、Xに書き散らしたメモを、あとから一本の道筋に編み直したものです。
まずMVP:なでる→ゼリーが生まれるところまで
最初に決めたのは、「これだけできればゲームとして成立する」ラインです。
スライムをなでると、ゼリーがもらえる。
そのゼリーで、牧場をもう少しだけ快適にする。
そこに載せたのが、こんな要素でした。
- おいしいエサ … なでたときの効率が上がる
- じどうなでなで … 放置でも少しずつ進む
- ひろい牧場 … スライムが増えても窮屈になりにくい
- セーブ … 閉じてまた開いても続きから
派手な機能より先に、「触ると増える」「帰ってきても残っている」を固めたのがよかったです。
ここが揺らぐと、あとから全部がぐらつく気がします。
日またぎの「おかえり」と、連続ログイン
インクリメンタルらしい「また明日」を入れたくて、日付が変わったときのおかえりボーナスを用意しました。
久しぶりに開いたとき、「おかえり」って言われてちょっと嬉しい。
そして連続ログインが続くと、牧場に通っている感覚が強くなる。
子ども向けサイトなので、ガチャのような煽り方にはしたくありませんでした。
どちらかというと、「今日も牧場に顔を出したね」くらいのあたたかさです。
進化と図鑑、それから効果音
色が変わる楽しさも、スライム牧場の核にしました。
進化の流れはざっくりこうです。
- みどり
- あお
- きいろ
- ぴんく
- にじいろ
図鑑があると、「次はどれが見たい?」と目標ができます。
効果音も、なでた瞬間や進化の瞬間に少しだけ入れて、手応えを足しました。
派手さより、「ふえ方」と「色の変化」が目に見えること。
それが、このゲームのやさしい達成感だと思っています。
スマホでスライムが増えても画面に収まるように
牧場なので、スライムはどんどんふえます。
でもスマホだと、増えすぎると画面がごちゃごちゃしやすい。
そこで、たくさんいても全体が収まるようにスケールする調整を入れました。
「いっぱいいるのに窮屈じゃない」状態を目指しています。
開発中は、スマホ実機の確認も大事で、Spckなどでプレビューしながら細かい余白や押しやすさを見ていました。
ブラウザゲームは、PCできれいでもスマホで手が届かないと成立しません。
ひまひまパークに公開。「開発中」を外した日
一通り遊べるようになったら、ひまひまパークのゲームページに載せました。
画面から「開発中」の表示も外して、「あ、これは遊べる版だ」と自分でも気持ちが切り替わりました。
無料・登録なし・インストールなし。
いつものひまひまパークらしい出し方です。
Xでメモを書きながら作っていたので、公開の瞬間は「連載の最終回」みたいな気持ちでもありました。
こんな人に向いています
- すきま時間に、のんびり育成したい人
- インクリメンタルや放置育成が好きな人
- スライムや牧場ものの雰囲気が好きな人
- 個人開発のブラウザゲームを応援したい人
- 子どもと一緒に、やさしい成長ゲームを探している人
勝負系のゲームというより、今日の牧場に顔を出すゲームです。
「ちょっとなでて、ゼリーを見て、また明日」くらいの距離感でどうぞ。
無料で遊べるスライム牧場はこちら
テーマ決めから、MVP、日またぎ、進化図鑑、公開まで。
Xの開発メモと一緒に進めた、いちばん新しい育成ゲームです。
よければ、牧場のスライムをなでてみてください。
明日また開いたとき、少しだけふえているかもしれません。