天文台とプラネタリウムのあとで作った「宇宙進化シミュレーション」
2026-09-15最近、息子を連れて天文台へ行く機会が増えました。
大きな天体望遠鏡で月のクレーターをのぞいたり、夜空の星をゆっくり眺めたり。
プラネタリウムでは、暗い天井いっぱいに広がる星の動きに、二人ともしばらく黙り込んでしまうこともあります。
帰り道、息子の頭の中にはまだ宇宙が残っているみたいで、「あの星はなんで光ってるの?」「宇宙の終わりってあるの?」と、問いがポツポツ出てきます。
そのたびに、自分も一緒に考えたくなりました。
そしてふと思ったのです。
「天文台やプラネタリウムの“あと”にも、家で宇宙を考えられるものがあったらいいな」
きっかけは「見て終わり」にしたくなかったこと
天文台もプラネタリウムも、非日常の体験としては最高です。
ただ、帰宅すると日常に戻ってしまい、あの感覚が少しずつ薄れていく。
本や図鑑もいいのですが、息子は「動くもの」や「自分でいじれるもの」のほうが続きやすいタイプでした。
そこで、プログラミング初心者の父親である私は、いつものようにAIを相棒にしながら、ブラウザで動く宇宙のシミュレーションを作ることにしました。
テーマはシンプルです。
- ビッグバンから始まる
- 時間が進むと宇宙の様子が変わる
- 最後は冷たい終焉「ビッグフリーズ」へ向かう
- 条件を自分で変えられる
難しい数式を全部理解させる道具、というより、「宇宙って長い時間の物語なんだ」と感じられる入口にしたかったのです。
作ったもの:宇宙進化シミュレーション(ビッグフリーズ版)
完成したのが、ひまひまパークの
「宇宙進化シミュレーション(ビッグフリーズ版)」です。
画面中央のキャンバスで、たくさんの粒子が動きます。
「ビッグバン再発生」ボタンを押すと、いったんリセットされ、初期宇宙からやり直し。
時間が進むと、表示される「時代」も変わっていきます。
- 初期宇宙(素粒子・ガスの膨張)
- 重力凝集(原始銀河の形成)
- 恒星・星の衝突と巨大化期
- そしてビッグフリーズ(冷たい終焉・熱的死)へ
インストールも会員登録も不要で、スマホやパソコンのブラウザからすぐ開けます。
スライダーで「もしも」を試せるのが楽しい
いちばん気に入っているのは、条件をいじれるところです。
- 速度調整
- 重力の強さ
- 初期粒子数
- 膨張の強さ(ダークエネルギー)
- 冷却速度(恒星の老化)
たとえば重力を強くすると、集まり方が変わります。
膨張を強くすると、散らばり方が変わります。
天文台で「本物の宇宙」を見たあとに、家で「もし重力が違ったら?」と遊ぶ。
この往復が、親子での宇宙トークの材料になってくれました。
もちろん、これは教育用・観賞用のモデルです。
現実の宇宙そのものではありません。でも、「条件が変わると物語が変わる」という感覚は、ちゃんと伝わると思っています。
息子と一緒に触ってみた感想
息子は、まず「ビッグバン再発生」ボタンを何度も押します。
派手に広がる瞬間が好きなようです。
そのあと、画面の「時代」の文字を指差しながら「いまはこれ?」と聞いてきます。
完璧に理解しているわけではないけれど、宇宙に時間の流れがあることは、なんとなく伝わっている気がします。
親としても、「今日は望遠鏡で月を見たね。家ではビッグバンから見てみようか」と会話をつなげられるのが嬉しいポイントでした。
こんな人に向いています
- 子どもと天文台・プラネタリウムへ行ったあと、家でも話題を続けたい人
- ビッグバンやビッグフリーズを、文章だけでなく動きで見てみたい人
- インストールなしで、無料の宇宙シミュレーションを試したい人
- 個人開発のブラウザアプリが好きな人
「本格的な天体物理ソフト」ではありません。
でも、すきま時間に宇宙のことを思い出すには、ちょうどいい温度感だと思います。
無料で遊べる宇宙シミュはこちら
天文台やプラネタリウムで感じた「すごい」を、家でも少しだけ延長してみたい。
そんな気持ちから作ったアプリです。
よければ、ブラウザでビッグバンボタンを押してみてください。